年末年始の前後と、冬のインフルエンザ流行期。この時期の薬局は、処方が集中するうえに職員の休みも重なり、「人はいるはずなのに回らない」状態になりがちです。この記事では、繁忙期の人手を前倒しで確保する考え方と、必要な日だけ外部の薬剤師に入ってもらう方法を整理します。
なぜ年末年始とインフルエンザ流行期は薬剤師が足りなくなるのか
この時期に人手が足りなくなる理由は、ひとつではありません。いくつかの要因が同時に重なることで、普段なら回る人数でも回らなくなります。
- 処方が集中する:長期休暇の前は「休みの間の分もまとめて」という受診が増え、休み明けは待っていた患者さんが一度に来ます。
- 職員の休みが重なる:年末年始は職員自身も休みたい時期です。希望が集中すると、出勤できる薬剤師が普段より少なくなります。
- 職員自身が体調を崩す:流行期は薬剤師や事務員が感染して急に休むことがあり、予定していたシフトが当日に崩れます。
- 休日当番・時間外対応:地域の当番や臨時の開局があると、通常のシフトとは別に人手が必要になります。
つまり「忙しい」と「人が少ない」が同時に来るのがこの時期の特徴です。どちらか一方への備えでは足りません。
繁忙期の人手は「前倒し」で決まる
繁忙期の人手不足は、繁忙期に入ってから解決するのがいちばん難しい問題です。周りの薬局も同じ時期に人を探すため、直前になるほど手配しにくくなります。ポイントは、繁忙期から逆算して早めに動くことです。
1. 職員の休み希望を早めに集める
年末年始の休み希望は、締め切りを決めて早めに集めます。希望が出そろって初めて、「どの日に何人足りないか」が具体的に見えます。
2. 「足りない日」を日付と時間帯で書き出す
ざっくり「年末が足りない」ではなく、「この日の午前は薬剤師が1人しかいない」というレベルまで落とします。ここまで具体化すると、社内の調整で済むのか、外部の手を借りるべきかの判断がつきます。
3. 外部の手配は、足りない日が分かった時点ですぐ始める
外部の薬剤師に入ってもらう場合も、早い段階で相談しておくと希望の日に合う人を見つけやすくなります。「まだ確定ではないけれど、この週は足りなくなりそう」という段階での相談で十分です。
繁忙期に合わせた3つの手当て
社内のシフトを組み替える
まずは社内でできることからです。特定の人に連勤が偏らないようにする、繁忙日は早番・遅番で重なる時間帯を厚くする、といった組み替えで吸収できる部分があります。ただし、休みを削って乗り切る形は、年明けの疲労や離職につながりやすいため、頼りすぎないことが大切です。
薬剤師でなくてもできる業務を切り分ける
繁忙期ほど、薬剤師が薬剤師にしかできない業務に集中できる体制が効きます。受付・会計・在庫の補充・問い合わせの一次対応など、事務スタッフに任せられる部分を事前に整理しておくと、同じ人数でも回り方が変わります。
必要な日だけ、外部の薬剤師に入ってもらう
社内の調整だけでは埋まらない日は、外部の薬剤師にスポットで入ってもらう方法があります。繁忙期だけ人を増やしたい薬局にとって、正社員を増やすのではなく「必要な日だけ」の形で頼めるのが利点です。年末年始の数日間や、流行のピークの数週間といった区切りで依頼できます。
スポットで入る薬剤師に、初日から動いてもらうために
外部の薬剤師に入ってもらう日を決めたら、受け入れる側の準備も少しだけしておくと、当日がスムーズです。
- お願いする業務の範囲(調剤・監査・服薬指導のどこまでか)を決めておく
- レセコン・調剤システムの使い方と、ログインの手配
- よく出る薬の棚の位置、繁忙日ならではのルール(当日の優先順位など)をメモにしておく
- 当日の責任者と、困ったときに声をかける相手を伝えておく
この準備があるだけで、初日から戦力として動いてもらえます。
札幌・北海道の薬局が繁忙期に備えるには
私たちONE STOPは、北海道・札幌を中心に、薬局・医療機関と現場経験のあるフリーランス薬剤師をつないでいます。年末年始の数日間だけ、流行期の特定の曜日だけ、といった「必要な日だけ」のご依頼に対応しています。まだ日程が確定していない段階のご相談でも大丈夫です。初回の現場確認・調査は無償です。
繁忙期の薬剤師不足が心配な薬局・企業の方へ
「この時期が足りなくなりそう」が見えた時点で、お早めにご相談ください。必要な日だけ、現場経験のある薬剤師が入ります。初回の現場確認・調査は無償です。
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