産休・育休に入る薬剤師の代替をどう確保するか【札幌・北海道】

薬剤師から妊娠の報告を受けたとき、うれしい気持ちと同時に「休みの間、現場をどう回そうか」と考える管理者の方は多いはずです。この記事では、産休・育休による数か月単位の不在を、無理なく埋めるための準備と方法を整理します。

産休・育休は「予定が見えている欠員」

急な退職と違い、産休・育休は不在になる時期があらかじめ分かります。準備の時間があるという点では、手を打ちやすい欠員です。

一方で、次のような難しさもあります。

  • 期間が長い:数日や数週間ではなく、月単位の不在になります。残った職員の頑張りだけで乗り切るには長すぎます。
  • 予定が前後する:体調によって休みに入る時期が早まることがあり、復帰の時期も保育園の入園などの事情で変わることがあります。
  • 戻ってくる前提である:代わりの人を入れて終わりではなく、復帰したときの居場所まで考えておく必要があります。

つまり、「始まりも終わりも少し動く、長めの欠員」として備えるのがポイントです。

産休・育休の期間や手続き、給付などの制度は、法令や就業規則で定められており、個別の事情によって扱いが変わります。この記事は人員の備え方を一般的に説明するもので、制度の具体的な内容については、労働局・年金事務所などの所管の行政機関や、社会保険労務士などの専門家にご確認ください。

休みに入る前に整理しておきたい3つのこと

1. 不在になる時期を、幅を持って共有する

本人と相談しながら、「いつ頃から休みに入り、いつ頃の復帰を考えているか」を早めに共有します。このとき、日付をひとつに決め打ちするのではなく、「早まった場合はこの頃から」という幅を持たせておくと、あとの調整が楽になります。

2. その人が担っている業務を書き出す

調剤・監査・服薬指導といった日々の業務だけでなく、その人だけが担当している仕事を洗い出します。在宅で担当している患者さん、施設とのやり取り、発注や在庫の管理、新人の指導などです。書き出してみると、「薬剤師が1人減る」以上の影響が見えてきます。

休みに入る方が管理薬剤師の場合は、後任の体制や手続きにも関わります。具体的な要件は、保健所など所管の行政機関にご確認ください。

3. 「穴の大きさ」を曜日と時間帯で見る

その人が抜けたときに、どの曜日のどの時間帯が足りなくなるかを、シフト表の上で確認します。毎日まるごと足りないのか、特定の曜日だけなのかで、取るべき方法が変わります。

代替を確保する3つの方法

社内のシフトを組み替える

まず検討するのは社内での調整です。ただし、不在は月単位で続きます。最初の数週間は回っても、負担が特定の人に偏ったまま続くと、疲労や不満が積み重なります。社内調整だけに頼らない前提で考えておくのが安全です。

期間を区切って採用する

休みの期間に合わせて、パートや期間を定めた雇用で人を迎える方法です。毎日決まった時間に入ってもらいたい場合に向いています。募集から勤務開始までに時間がかかるため、早めに動き出す必要があります。

業務委託で、外部の薬剤師に入ってもらう

フリーランス薬剤師に、業務委託のかたちで入ってもらう方法です。「足りない曜日だけ」「午後だけ」といった必要な分に絞って依頼しやすく、休みに入る時期や復帰の時期が動いたときも、日数や期間を相談しながら調整できます。

実際には、どれかひとつに決めるのではなく、「基本は社内で回し、足りない曜日だけ外部の薬剤師に入ってもらう」というように組み合わせる形が現実的です。

引き継ぎは「前倒し」で進める

産休前の引き継ぎで気をつけたいのは、「休みに入る直前にまとめてやるつもりが、予定より早く休むことになり、間に合わなかった」という事態です。引き継ぎは、予定日の直前ではなく、余裕を持って始めておきます。

できれば、代わりに入る薬剤師と本人が、同じ日に一緒に働く期間を作ります。口頭やメモだけでは伝わりにくい、その薬局ならではのやり方を、現場で直接伝えられます。

引き継ぎのメモには、次のような内容を入れておくと役立ちます。

  • 担当している患者さん・施設と、気をつけている点
  • 発注や在庫管理の手順と、その曜日・タイミング
  • 近隣の医療機関とのやり取りで決まっていること
  • 困ったときに誰に聞けばよいか

復帰のときに慌てないために

見落としやすいのが、復帰のタイミングです。復帰の時期は予定から前後することがあり、復帰直後は勤務の日数や時間を抑えて始めたいという希望が出ることもあります。

そのため、代替の手当てを「復帰予定日でぴったり終わり」にしてしまうと、かえって現場が苦しくなります。復帰後しばらくは外部の薬剤師の日数を少しずつ減らしていく、というように、段階的に戻せる形にしておくと安心です。

あわせて、休みの間の連絡の取り方も、本人と事前に決めておきます。復帰時期の相談をいつ頃するのかを決めておけば、本人に負担をかけずに、薬局側も次の準備に動けます。

札幌・北海道の薬局で、産休・育休の代替をお考えの方へ

私たちONE STOPは、札幌市を中心に北海道全域で、薬局・医療機関と現場経験のあるフリーランス薬剤師をつないでいます。ご依頼は業務委託契約で、契約の期間や日数は状況に合わせて調整できます。勤務が始まったあとも、ONE STOPが窓口として間に入ります。

「まだ時期がはっきりしていない」「どのくらい足りなくなるか分からない」という段階でのご相談でかまいません。初回の現場確認・調査は無償です。

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不在になる時期が見えてきたら、お早めにご相談ください。必要な曜日・時間に合わせて、現場経験のある薬剤師が入ります。初回の現場確認・調査は無償です。

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