薬剤師が個人事業主になるには?開業届・確定申告・保険の基本

フリーランス薬剤師になるということは、「個人事業主になる」ということです。むずかしそうに感じますが、やることは意外とシンプルです。開業届・確定申告・保険の3つを、はじめての方向けに整理します。

個人事業主になるまでの全体の流れ

薬剤師が個人事業主として働き始めるまでの流れは、大きく次の順序です。

  1. 働き方を決める(日数・エリア・希望条件を整理する)
  2. 業務委託の契約先を見つける(案件を紹介してくれる会社など)
  3. 開業届を税務署に提出する
  4. 業務委託契約を結び、勤務を開始する
  5. 年に一度、確定申告を行う

順番は前後することもありますが、「開業届を出す」「確定申告をする」の2つが、雇用されて働く場合との大きな違いです。

開業届の出し方

開業届(正式には「個人事業の開業・廃業等届出書」)は、事業を始めたことを税務署に知らせる書類です。事業開始から1か月以内の提出が目安とされています。あわせて青色申告承認申請書を出しておくと、後述の確定申告で税制上のメリットを受けやすくなります。

提出は、お住まいの地域を管轄する税務署の窓口や郵送、e-Tax(オンライン)で行えます。用紙は国税庁のサイトからダウンロードできます。

確定申告の基本

青色申告と白色申告

確定申告には青色申告と白色申告があります。青色申告は事前の申請と帳簿づけが必要ですが、控除などのメリットが大きいのが特徴です。会計ソフトを使えば、はじめての方でも帳簿づけは進めやすくなっています。

経費にできるもの

フリーランス薬剤師は、仕事に必要な支出を経費として計上できます。たとえば研修費、専門書などの書籍代、勤務先へ通うための車代・交通費などが該当します。領収書やレシートは日ごろから保管しておきましょう。

税金や申告の具体的な扱いは、その方の状況によって変わります。正確な判断は、お近くの税務署や税理士など専門家にご確認ください。この記事は全体像を知っていただくためのものです。

社会保険・年金はどうなる?

会社に雇用されている場合は会社の健康保険・厚生年金に入りますが、個人事業主になると国民健康保険・国民年金への切り替えが必要です。手取りが増える分、保険料と税金を自分で管理する意識が大切になります。

はじめての人がつまずきやすい点

  • 開業届や確定申告の「やり方が分からない」で止まってしまう
  • 帳簿づけを後回しにして、申告前にあわてる
  • 収入が安定するまでの見通しが立てにくい

これらは、最初に流れを教えてくれる相手がいるだけで、ぐっと進めやすくなります。

ひとりで抱えないという選択肢

フリーランスといっても、すべてを自分ひとりで背負う必要はありません。案件のご紹介、契約、勤務先とのやり取りをサポートしてくれる会社と組めば、困ったときに相談できる相手がいる状態で始められます。

個人事業主になるか迷っている薬剤師の方へ

ONE STOPは、開業の手続きから案件のご紹介まで、はじめての方がフリーランス薬剤師として働き始められるようサポートします。まずは気軽にご相談ください。

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